農業者の皆様へ
「農家の営業マン」として
農業経営は幅広くて奥深い。面白くて難しい。だからこそ、一緒に知恵をしぼり、現状打破の「次の一手」を考えたい。
私たちは、「農家の営業マン」という仕事の必要性と可能性を強く感じています。
皆さんの農業経営の発展が、地域の希望につながることを願って、
農業界に必要な「新しい仕事」「新しいサポート」のあり方を追い求めます。
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農産物の営業・販路開拓
変化する農産物の流通
いま、市場流通や系統出荷を前提としてきた農産物の流通は、大転換期を迎えています。
ライフスタイルの変化にともなうマーケットニーズの細分化や、人口減少社会の到来による市場規模の縮小など、農業や食をとりまく環境は、かつてない劇的な変化を続けています。農業に従事する者として、これらの変化はどのようにとらえるべきでしょうか?
私たち「農家の営業マン」は、農業者の皆さんと同じ視点に立って、この課題に向き合います。変化が起きる時、そこにはピンチとチャンスが存在します。時代の変化に応じた農産物の販売方法等について、一緒に考えてみませんか?
私たち「農家の営業マン」は、農業者の皆さんと同じ視点に立って、この課題に向き合います。変化が起きる時、そこにはピンチとチャンスが存在します。時代の変化に応じた農産物の販売方法等について、一緒に考えてみませんか?
「契約取引」の重視
経営規模を大きくする。スタッフを雇用し、組織の充実を図る。これらの目標を立てる場合には、「販路の開拓と分散」「販売の安定化」が欠かせません。そして、収益構造を強くし、経営の見通しを立てるためにも、契約にもとづいた取引が重要な役割を果たします。
「契約取引」や「契約栽培」について、それほど難しく考える必要はありません。何よりも、生産現場と販売先とのミスマッチを防ぐこと。栽培品目や経営規模等に応じた販売先を選び、相手のニーズに合った営農体系や販売方法を組み立てることが大切なポイントになります。経営の安定化のために、契約にもとづいた販売方法を取り入れることを推奨します。
「農家の営業マン」ある日の業務
A農業法人
今シーズンの作柄の確認、営業方針や契約価格の打合せ
B出荷部会
定例会に参加、部会の課題共有と販路開拓等について会議
C農園
法人化の相談に対し、他の事例を参考にアドバイスと意見交換
Dファーム
6次産業化に関するビジネスモデルについての相談
E個人
知人の紹介を受け、新規就農や農地探し等について情報提供
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マーケティング・販売戦略構築
「営業・販売戦略」検討のステップ
営業や販売を検討する際に最も大切なのは、「経営の方向性」を明らかにすること。
売上や利益の目標設定をする前に、どのような農業経営を目指すのか明確にしなければ、生産と販売との間にミスマッチが起きる可能性があります。私たちは、皆さんの経営規模や将来の展望に応じた「営業・販売戦略」を一緒に考えます。
農業経営の方向性を確認
事業理念や代表者の想い、目指したい経営規模など
現在の営農状況をチェック
現在の栽培品目や出荷規格、営農上の課題等について
現在の販売状況をチェック
現在の取引先や価格決定方法、販売上の課題等について
中長期的な目標の設定
①②③をふまえ、クリアすべき課題と中長期目標の設定
短期的な行動計画の検討
目標の実現に向け、行動計画を具体的にスケジュール化
進行する「食の外部化」とは
「食の外部化」という言葉を聞いたことはありますか?ライフスタイルの多様化や高齢社会の進行にともない、「外食」はもちろん、弁当・惣菜・給食等の「中食」を利用する機会が非常に増えています。また、配食サービスの利用や、病院・老人福祉施設等で食事をとるシチュエーションも増加傾向にあります。
これは、“食材そのものを購入して調理し、自宅で食べる”ことを前提とした農産物流通のあり方に、大きな変革を求めることを意味しています。世界的なトレンドである「食の外部化」の進行は、農業者や流通業界にとっても見過ごせない要素になりつつあります。
外 食
レストランなどの飲食店で食事をすること
中 食
コンビニやスーパーの惣菜や弁当など、調理済みの食品を持ち帰って食事をすること
内 食
食材を自分で調理して、 自宅で食べること
「加工・業務用農産物」について
「食の外部化」とセットで押さえるべき重要な点として、「加工・業務用農産物」への対応があります。特に、外食・中食業界や食品メーカー等への効果的な営業・販売のためには、「加工・業務用農産物」として求められるニーズがどのようなものかを理解することが大切です。
まず、「定時」「定量」「定品質」「定価格」、これら4つのポイントを押さえること。食材の安定的な調達を必要とする外食・中食業界等にとっては、これらの条件を満たす農産物が極めて重要です。「加工・業務用農産物」への対応は、“規格外品を集めること”や、“安かろう悪かろう”という世界ではないことを知っておく必要があります。
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栽培体系づくり・技術継承サポート
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人材育成・組織作りサポート
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